ポイント2)原則以外の「間違いやすい字」を重点的に復習しよう

「とめ・はね・はらい」や「筆順」も低学年で基礎固めしておきたいものの一つ。土台を作っておけば効率的に漢字が覚えられます。また、漢字の画数が多くなると、あやふやになるのが横画の本数。「間違えやすい漢字」はピックアップして、個別に練習しましょう。筆順を頭に入れるため、1画目を赤ペンで書くなど工夫するのも手です。

ポイント3)毎日15分の復習を積み重ねよう

以下の三つは、青木先生がおすすめする漢字学習法。反復練習が苦手な子も、一つの作業を「5分」と区切れば、飽きずにできるはず。専用ノートを作り、毎日の学習が達成できたら親がシールを貼ったりサインをしたりするのも、モチベーションアップに。

5分:音読

小学校の宿題の定番でもある教科書の音読。声に出して読み、自分の耳で聞くことで、自然と読解力が身につき、漢字の理解度も深まります。読みものは説明文なら教科書、物語ならお気に入りの本がおすすめ。いろいろなジャンルの文を読むことで語彙も増えます。

5分:1日3字 書き取り練習

苦手な子が多い漢字の書き取りですが、間違えやすい漢字を中心にコツコツと練習することも大事。「1日5分、3文字だけ」なら、負担も大きくないはず。毎朝決まった時間に取り組むなどして習慣化しましょう。

5分:1日3文 短文作り

 習った漢字を使って、例文を三つ考えてみましょう。どんな文脈で使われるのか、シチュエーションを実感でき、難しい熟語も覚えやすくなります。例文が思いつかない場合は漢字辞典を引いて参考にするのもいいでしょう。

(取材・文/澤田聡子)

筑波大附属小学校・青木伸生先生が同校の6年生に出した漢字テストの一部。漢字自体は1~4年生で習うものですが、なかなか手ごわい!
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澤田聡子
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