「友だちからの遊びの誘いがしつこい」と悩んでいるのは、小学2年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。「怒るのも嫌」という相談者に、小島さんは怒らずに気持ちを伝える方法を提案します。
【写真】小島よしおさん* * *
【よしおの答え】
くま美ピーヤはとっても大人な考え方をしているね! 「しつこい友だちに変わってほしい」とかではなくて、「悲しいです」って自分の気持ちを言えるのは、自分としっかり向き合えている証拠なのかな、って思ったよ。「怒るのも嫌です」っていうのも、自分を冷静に見つめられているんだなあ、って。しかも誘って「くれます」という言い方にも優しさを感じるなあ。
それに、「いとこが来るから」っていう理由は通じそうだからわかるけど、「本が読みたいから」っていう理由で断れるのは素晴らしいよ! 自分の時間を大切にできているんだね。その姿勢は、これからも大事にしていってほしいな。でも、理由を言っても聞いてくれないのは悲しいし、断ることがすごく疲れる行為になってしまうよね。どうしたら効果的にくま美ちゃんの気持ちを伝えられるか、一緒に考えてみよう。
相手の誘いを断る、断らないって、大人でもよく悩むことなんだ。よしおも芸人になったばっかりのころ、先輩からの誘いをどう断るかで悩んでいたなあ。そしてくま美ちゃんと同じように「なんで?」って言われてよく困っていたよ……(苦笑)。
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