■楽しみながら学ぶ“エデュテイメント”需要の増加

 開発に携わったAmazonデバイス事業本部 Fire Tablet事業部部長の丸山舞氏は、発売に先立って行われた会見で、「楽しみながら学ぶ“エデュテイメント”のニーズの増加が開発の背景にある」と語る。米国で発売されているキッズタブレットはエンタメに特化しているが、日本で発売されるキッズタブレットは教育に重点を置いてコンテンツなどを拡充した。丸山氏は、「タブレットを通して、学校で決められた学習だけではない学びを提供し、好きなことや楽しいと思えることを育み、お子さんたちの自信につなげていきたい」と話す。

「Amazon Kids+」のコンテンツ拡充で新しく加わった朝日小学生新聞について、同社代表取締役社長の高田圭子氏は、「これまで社外のサービスに対して、記事ごとの提供は行ってきたものの、紙と同様のかたちで提供することはこれまで行っていなかった」とし、「初めから好きなもの、関心のあるものに向かうのではなく、知っていることや知らないこと、好きなものや無関心なものが混ざって詰め込まれている新聞紙面全体を見て、そこから自分の興味のあるジャンルに辿り着いてもらえたらうれしい。その積み重ねこそが読解力につながっていくのでは」と語る。

(文/濱田ももこ)

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濱田ももこ
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