父・坂本龍一の書斎に入った坂本美雨が、小学生時代に「どっぷりハマった」本は？

●坂本さんが子どものころに読んだ本

『ことばあそびうた』
谷川俊太郎／詩　瀬川康男／絵
福音館書店　1100 円

「みんなで一緒に言葉で遊んで楽しめる絵本。谷川さんがつむぐ日本語の響きやリズムの面白さがつまっています」

『わらべうた 続』
谷川俊太郎／著
集英社　※絶版

「子どもに向けた詩の数々。読んで意味を理解するだけでなく、耳で聞いて、口に出して、言葉を味わうことができる一冊です」

『長くつ下のピッピ』
アストリッド・リンドグレーン／作　イングリッド・ヴァン・ニイマン／絵　菱木晃子／訳　岩波書店　1815 円

「ピッピは、おとなが決めたルールを飛び越えて自由に生きる女の子。話の仕方もクレバーで爽快で、私のお姉ちゃんのような存在でした」

（取材・文／澤田 憲）

AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2022年 秋号 [雑誌]

朝日新聞出版

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澤田憲