小島よしおが「お母さんにクソババアと言って傷つけちゃう」と悩む小4女子に教える、とっておきの作戦とは

　“怒り”の感情をおさえるのって、実は大人でもなかなか難しいもの。それができなくて失敗したり後悔したりしている大人はたくさんいる。なかにはケンカに発展しちゃうこともあるからね。いまは大人になる過程だけど、自分の感情をどう扱っていくのかも、少しずつ学んでいく時期なのかもしれないね。

■“落ち着く”キャラクターを考えたよ！

　自分の感情と向き合ってコントロールする方法でよくおすすめされているのが、“アンガーマネジメント”。怒りが湧いたら、言葉や行動に移す前に6秒待って心を落ち着かせるといい、って言われているんだ。簡単な方法ではあるけど、忘れやすい方法でもあるよね。怒ったときにそれを覚えていないといけないから。

　だからたとえば、怒りが湧いたときに「これを見たら落ち着く」とか「これがあれば癒やされる」っていうアイテムを一つつくっておくのはいいんじゃないかな。好きなキャラクターでもいいし、「空」とか「木」でもいいよね。

　ちなみによしおもプリンちゃんのために癒やしキャラクターを三つ考えてみたよ！　一つ目は、今年の干支であるウサギとナマケモノを掛け合わせた「ウサケモノ」。二つ目は、またまたウサギとハシビロコウ（大きくてあまり動かない特徴を持つ鳥だよ）を掛け合わせた「ウサビロコウ」。ナマケモノもハシビロコウもじーっとあまり動かなくて落ち着いているよね。それから最後に、カエルとお尻を掛け合わせた「シリガエル」！　……これは、とくに意味はないよ（笑）。

　もちろん自分でつくってもいいんだけど、何か落ち着けるアイテムを持つのは効果的なんじゃないかな、って思うよ。言葉のお守りとかもいいかもね。「まずは落ち着こう」とかでも、よしおの鉄板ネタ「ダイジョブダイジョブ～」を心のなかで唱えるのでも。自分の方法を探ってみてね。

■謝れなかったときのプレゼント作戦

　だけどやっぱり無性にイライラしてしまうことはあるよね。はじめに言ったように、プリンちゃんだけじゃなくて、これは大人になる過程で誰でもあることだからしかたないことなんだけど、お母さんを傷つけちゃったときにどうするか、その方法もあったらいいよね。