最後に「紹介された本の中で、読んでみたい本があった人?」と先生が聞くと、ほぼ全員が手を挙げた。「聞いている人が読みたいなと思ったら、ブックトークは大成功」だそう。

 地域の図書館でもブックトークやビブリオバトルの開催が増えているから、のぞいてみるのもいいね。

【キーワード:ビブリオバトル】
 数人の参加者が、自分が読んでおもしろかった本を紹介しあい、「いちばん読みたくなった本」に投票して、「優勝本(チャンプ本)」を決める。ルールは、(1)原稿を読まない、(2)持ち時間は5分、(3)それぞれの発表のあとに、参加者全員で2、3分討論する、(4)全員の発表が終わったら、参加者全員の投票(1人1票)でチャンプ本を決める。立命館大学の谷口忠大教授が考案した。

※月刊ジュニアエラ 2019年8月号より

ジュニアエラ 2019年 08 月号 [雑誌]

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AERA編集部
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