――一緒にお芝居をした感想は?

岸 バラエティーでしか会ってなかったから、最初は不思議な感じはありましたね。でも日にちを重ねて息が合ってきた。今ではむしろ、バラエティーで会うほうが違和感です。

浮所 逆にね(笑い)。僕は元犬の役なので距離感がおかしいんですよ。岸くんの膝の上に座っちゃうシーンを台本で読んだときは「どうしようかな~」と思いましたけど、いざ撮影をしてみたら楽しくて。これぐらいの距離で(手の平を顔の真ん前に当てる)岸くんの顔を見られたので貴重でした。

――元犬の習性で「ペロペロしてぇ」と心の声が漏れるシーンも。照れなかった?

浮所 そのセリフは寝てる岸くんの顔を見つめて思い出したように言うんですけど、しばらく僕たちの間ではやりましたよね。

岸 そう。カメラ回ってないところで「耳元でささやいてもらっていい?」って。僕も求めてました。

浮所 アハハ! あと、いろいろな言葉を「ペロペロしてぇ」と言い換えて話したりしてました。もう、照れません!

――お互いの「すきすき!」なところは?

浮所 人柄の良さ、顔を見てもわかる性格の良さが大好きです。いいお兄様って感じ。その優しさにはほれてしまいますね~。

岸 知識が豊富なので一緒に番組に出てるとき、いろいろヒントがもらえるんですよ。僕が知らないっていうのもあるんですけど。いろんな場面で助けてもらってます。

(取材・文/大道絵里子)

ジュニアエラ 2023年2月号

ジュニアエラ編集部

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大道絵里子
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