1月にスタートし、27日深夜に最終回を迎えるドラマ「すきすきワンワン!」に主演した King & Princeの岸優太さん。元愛犬と恋に落ちるという奇想天外なラブコメディーについて、いろいろ聞きました。元愛犬役を演じた浮所飛貴さん(美 少年)との対談も必見!小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」2月号(2023年1月14日発売)からお届けします。
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■生まれ変わりがあるなら鳥になりたい
ドラマ「すきすきワンワン!」は、夢も希望もない、人生諦めモードの雪井炬太郎(岸優太)のもとに、幼少期に飼っていた愛犬「てん」の生まれ変わりだと名乗る男、木ノ宮天(浮所飛貴)が現れる。てんとの出会いで炬太郎が成長していく物語だ。
――台本を読んだ感想は?
設定自体がいい意味でぶっ飛んでいるので、面白いなと思いました。浮所くんとは至近距離でお芝居をする「見つめるタイム」というものがあって、それを見たときはびっくりしましたし、要所要所でびっくりしてます(笑い)。
――炬太郎の印象は?
てんに対して毒を吐いたりする面もあるんですけど、根はいいやつなんです。頑張ろうとして空回りするところなんかは自分と似ていて。僕も空回りしかしてないので(笑い)。だから「わかるなぁ」と思う一方で、演じるのはすごく難しい役ですね。ファンタジックな中にリアルな日常も描かれているので、どれぐらいのテンションで「ごく普通の26歳」を演じればいいのか。でも監督がお手本として演じて見せてくれたりしたので、参考にしながら演じました。
――てん役の本物のワンちゃんとは仲良くなれました?
現場のアイドルなんですけど、僕には全然懐かないんですよ。ボールを投げても持ってこないし、お手すらもしてくれなくて。僕に対してだけ猫みたいな感じ。でもそういう塩対応なところもかわいい。NGもほとんど出さないし、堂々としていて、見ていて勉強になってます。
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