かごは縦33センチ、横20センチで底部は長方形。竹やササ類を切り裂き、編み込んでいた。口の部分から底部までの姿が残り、大きさがほぼそろった直径3.5センチほどのオニグルミがいっぱいにつまっていた。

 クルミは数百個あるとみられ、同市教育委員会は、運搬か保管に使われたとみている。

 木の実が入れ物の中に大量につめられた状態で見つかるのは初めてで、当時の保管状況がわかる貴重な発見だという。

■300万円の詐欺被害警官も見抜けず(2018年12月4日 大阪府)

 大阪府警港署員が、高齢女性の高額出金を不審に思った金融機関から通報を受け、詐欺犯と電話でやり取りしたのに見抜けなかったことがわかった。

 駆けつけた同署の男性巡査部長に、女性は「(自分が)家具を買うため」と説明。巡査部長は「家族に確認させてください」と、電話で息子を名乗る男と会話したが、男が同様の説明をしたため、詐欺と見抜けなかった。

 女性はこの日、大阪市内で息子の代理人を名乗る男に約300万円を直接手渡したといい、その後、本物の息子からかかってきた電話で被害が発覚したという。

※月刊ジュニアエラ 2019年3月号より

ジュニアエラ 2019年 03 月号 [雑誌]

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AERA編集部
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