自分の考えがうまく言えない… そんな子どもに試したい「T字型思考法」とは? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

自分の考えがうまく言えない… そんな子どもに試したい「T字型思考法」とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加
T字型思考法をやった小3男子の例。友だちとやったラグビーが「楽しくなかった」ことを中心に置き、どうしてそういう気持ちになったのか、言葉を足していった(撮影/写真部・高野楓菜)

T字型思考法をやった小3男子の例。友だちとやったラグビーが「楽しくなかった」ことを中心に置き、どうしてそういう気持ちになったのか、言葉を足していった(撮影/写真部・高野楓菜)

 自分の考えをうまく言えないわが子を見て、モヤモヤすることはありませんか? コミュニケーション力、プレゼンテーション力など、言葉の力をつけることが大事とわかっていても「思っていることを言葉で伝える」って難しいもの。『AERA with kids冬号』では、コピーライターとして話題のCMから数々の名言を生み出した言葉のプロ、梅田悟司さんに、言葉がどんどん出るようになる思考トレーニング「T字型思考法」について教えてもらいました。

【知的な刺激がたくさん!注目のボードゲームを紹介】

*  *  *
「どんな子どもでもみんないろいろな感情を持っていて、何も考えていないわけではありません。ただ、自分の気持ちが言葉でできていることに、気づいていないだけなんです」

 そう話すのは、言葉をつくり出すプロの梅田悟司さんです。

「例えば『今日楽しかったな』と頭の中で考えるとき、それが言葉でできているとはふつう意識しないですよね。感じたことが次々浮かんでは消えるので、いざ自分の考えを言葉として出そうとするときに、うまく出てこない。つまり、それは考えていることが言葉で整理されていない、という状況なのです」

 梅田さんによると、言葉には何かを感じたり、考えたりするときに頭の中に浮かぶ「内なる言葉」と人に伝える「外なる言葉」の二つがあって、その二つの言葉はつながっているのだそう。

「頭の中にぼんやり浮かんだ感情をすぐに『外なる言葉』にするのは難しいけれど、原因や結果を考えてみたり、未来や可能性を予測したりして、『内なる言葉』に幅を持たせてから、本質を深く考えると、自分の言葉が生まれやすくなります」

 こうした、頭の中の言葉を整理する思考法として梅田さんが考案したのが「T字型思考法」。いったいどのような手順で言葉をふくらませていくのでしょうか。ここでは、心に浮かんだ言葉を蓄積して語彙を増やし、外側に出しやすくするT字型思考法の3つのステップを紹介します。

(1)何かを感じたり、考えたりするときに頭の中に浮かんだことを「言葉」として意識して、ランダムにたくさん書き出してみる。ふせんを使うのもおすすめ。


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい