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日本の経営者輩出するHBS 学んだ「プリンシプル」とは

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ライフネット生命保険代表取締役社長兼COO岩瀬大輔さん(38)HBSでは、ビジネスの知識やスキル以上に、「これから50年どう生きていきたいかを考えさせられる2年間だった」(撮影/編集部・深澤友紀)

ライフネット生命保険
代表取締役社長兼COO
岩瀬大輔さん(38)

HBSでは、ビジネスの知識やスキル以上に、「これから50年どう生きていきたいかを考えさせられる2年間だった」(撮影/編集部・深澤友紀)

 楽天の三木谷浩史氏やディー・エヌ・エーの南場智子氏ら、日本でも多くのリーダーが輩出してきたハーバード大学経営大学院(HBS)。卒業生たちは、HBSで何を得たのか。

 HBSで成績上位5%の成績最優秀称号を受けた岩瀬大輔(38)は、卒業後すぐの2006年、現会長兼CEOの出口治明(66)とネット専門の生保「ライフネット生命保険」を起こした。(1)市場が大きく、(2)そこに大きな非効率が存在し、(3)規制緩和や技術革新などの環境変化がある──HBSで学んだ「大きく成長するベンチャーの3条件」に合致するビジネスモデルだった。だが振り返って思う。

「HBSで学んだスキルが商売で役に立ったということはあまりない。あそこで得たのはもっと深いものなんです」

 入学してまもない頃、カメルーン出身の同級生が言った。

「誰しも守るべきプリンシプル(信念)を持っているべきだ」

 同じ頃、別の同級生たちとの会話でも「プリンシプル」が出てきた。岩瀬は、守るべきもののために戦う覚悟を持った彼らを前に、「僕は自分がとてつもなく小さな存在であるように感じた」と留学記に書いた。今は思う。

「HBSで学んだ大きなことは、明確な信念と価値観を持って、判断するようになったことだ」

AERA  2014年6月16日号より抜粋


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