万一のときのために入っておきたい保険。特に独り身にとっては、病気やけがをした際には不安がつきまとう。そんなおひとり様のためのオススメ商品を紹介したい。

都内の会社で働く35歳の女性も、医療保険が気になる一人。

「病気になったときの入院費は気になります。子どももだんなもいない私を、誰が実際に面倒を見てくれるのかって」

 女性の保障が手厚い例を挙げると、オリックス生命の「医療保険CURE Lady」。女性特有の病気による入院やすべてのがん、それ以外の病気やけがも保障してくれる。

 ちなみに、妊娠後だと、保険には入れるが、帝王切開などの妊娠・出産に関わる手術では加入後1年間、保障されないことが多い。オリックス生命をはじめ多くの保険では、妊娠前に加入しておけば、帝王切開の手術でも手術費が給付される。

 男女を問わず、病気になった際は入院費だけでなく、見舞ってくれた人へのお礼や入院時の衣服代など細々としたお金がかかる。そんなときに一時金などで、まとまったお金が保険で入ってくるとありがたいもの。

 病気になり貯蓄も減るとなると精神的にもつらい。内臓を手術した40代の女性は、一時金に救われたという。

「体も傷ついて心も沈んでいたんです。けれど、一時金で数十万円もらえたのです。このお金で新しいことでも始めようかと思ったときに、ようやく元気が出てきました」

 この点が充実しているものには、NKSJひまわり生命の「一生のお守り」がある。3大疾病になった際に受け取れる返戻額が高い。

 例えば、30歳男性が保険金額500万円の契約にしていた場合(特定疾病診断保険料免除特約あり)、月額保険料は1万120円。もし、2年目に3大疾病にかかり、急性心筋梗塞で60日以上労働を制限されたなどの所定の状態となった場合、返戻金は約292万円にもなる。

AERA  2013年8月12-19日号