亀梨和也さん主演の映画『ジョーカー・ゲーム』。



 1月31日の映画公開後に発表された「週刊映画ランキング」(興行通信社、1月31日〜2月6日集計)では、2位にランクインするなど注目を集めています。



 同映画の人気の秘密は、亀梨さんや伊勢谷友介さん、深田恭子さんといった豪華キャストもさることながら、柳広司さんによる同名の原作小説の人気の高さも関係しているのではないでしょうか。



 原作小説『ジョーカー・ゲーム』は2008年、角川書店より刊行。翌年には、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、シリーズ累計の発行部数は100万部を突破しています。



 原作ファンだけでなく、亀梨ファンも必見! 

『ジョーカー・ゲーム』番外編がネットで公開

映画公開に先立つ1月17日には、シリーズ最新作となる『ラスト・ワルツ』も刊行されました。こちらも、オリコン「週刊文芸ランキング」(1月12〜18日集計)で発売直後に6位となっており、原作シリーズの人気はいまだ衰えていないようです。



 映画に小説にと、ファン層が広がり続ける『ジョーカー・ゲーム』ですが、3月6日、JTのサイト「ちょっと一服ひろば」で小説の番外編が公開されました。これまでも同サイトでは、冲方丁さんの『天地明察』や東直己さんの『探偵はバーにいる』、誉田哲也さんの『ストロベリーナイト』、三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』......などなど、有名作品の番外編が公開されてきました。



 ただ、『ジョーカー・ゲーム』のようなスパイ小説は、今まで「ちょっと一服ひろば」にはなかったジャンル。舞台はナチス占領下のフランスということで、柳広司作品のファンだけでなく、映画を楽しんだ亀梨さんのファンにとっても必見の内容になっています。



【関連リンク】

JT「ちょっと一服ひろば」

http://www.1puku.jp/novels/anohito/index.html