瀬戸康史、童顔コンプレックスだった 開き直りの後の伝説舞台とは? (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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瀬戸康史、童顔コンプレックスだった 開き直りの後の伝説舞台とは?

菊地陽子週刊朝日
再演にあたり、瀬戸さんのための新曲も用意された [撮影/東川哲也(写真部)、ヘアメイク/須賀元子(星野事務所)、スタイリスト/小林洋治郎(Yolken)]

再演にあたり、瀬戸さんのための新曲も用意された [撮影/東川哲也(写真部)、ヘアメイク/須賀元子(星野事務所)、スタイリスト/小林洋治郎(Yolken)]

瀬戸康史 [撮影/東川哲也(写真部)、ヘアメイク/須賀元子(星野事務所)、スタイリスト/小林洋治郎(Yolken)]

瀬戸康史 [撮影/東川哲也(写真部)、ヘアメイク/須賀元子(星野事務所)、スタイリスト/小林洋治郎(Yolken)]

 17歳でデビューして16年。いつしか、髭が似合う年齢になった俳優・瀬戸康史さん。今は、“実力派”という肩書がよく似合う。今夏、三谷幸喜作・演出の「日本の歴史」で初めてミュージカルに挑戦する。

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 17歳で芸能界入りしてから、16年が経つが、そのキャリアは、いわゆる“イケメン俳優”とは少し違う。これまでの出演作を見ると、舞台作品も含め、一つひとつテーマ性のあるものに取り組んでいる印象だ。

「17歳のときは、こんなに続けられるなんて想像していなかった。親が勝手にオーディションに応募したので、自分で望んで入った世界じゃないんです。なのにこうして続けていられるのは、この仕事が好きなんでしょうね。偶然とはいえ、好きな仕事に出会えたことはありがたいな、と」

 童顔をコンプレックスに感じていた時期もある。でも、あるとき、「顔は変えようもないし、これで生きていくしかない」と開き直ったらしい。演劇ファンの間では、15年に高橋一生さんと共演した「マーキュリー・ファー」での演技が今も語り継がれるほどだが、もしや、その変化のタイミングは15年頃ではないのだろうか。極限状態の人間の残酷さを描いた舞台で、瀬戸さんは恐ろしいほどにピュアであり続けた。

「あー、あのときは本当に演出の白井(晃)さんにしごかれました(苦笑)。稽古のときは、『下手くそ!』って何度も言われましたし、できないことだらけで、ショックはショックでしたよ。当時はすごくつらかったと思う。でも俺、つらいことって、あんまり覚えてないんですよ(笑)。『負けたくない』とか『認められたい』とかいう気持ちで食らいついていったんだと思うんですが、今は、『あ~やってよかった』というプラスの感情しか残ってないです」

 昨冬、三谷幸喜さんが演出を務めた翻訳劇「23階の笑い」で、初めて三谷作品に出演。その三谷さん直々のオファーで、18~19年に上演され、大評判を得たミュージカル「日本の歴史」に出演することに。7人で60以上もの役を演じ分けるタフな舞台で、瀬戸さんは新メンバーとして再演からの参加となる。


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