71歳・風間杜夫 コロナ禍でライブ配信やピアノに初挑戦 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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71歳・風間杜夫 コロナ禍でライブ配信やピアノに初挑戦

菊地陽子週刊朝日
風間杜夫 (撮影/写真部・加藤夏子)

風間杜夫 (撮影/写真部・加藤夏子)

舞台公演を終えた直後のインタビュー。落語さながらの話術に引き込まれる (撮影/写真部・加藤夏子)

舞台公演を終えた直後のインタビュー。落語さながらの話術に引き込まれる (撮影/写真部・加藤夏子)

 2年前、舞台『セールスマンの死』で主役を演じた俳優の風間杜夫さん。かつては敏腕セールスマンだったウィリー・ローマンが自死を選ぶまでの2日間を描いたこの戯曲に、前回とほぼ同じ布陣で再度挑戦する。コロナ禍で、様々な初体験をする中、その肉体と精神は何を感じたのか。

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 基本的には楽観的な風間さんだが、昨年の春から夏にかけては、いつになく鬱屈した日々を過ごしたという。

 緊急事態宣言が発令される直前、4月3日に初日の幕が開くはずだった舞台は、直前まで稽古を重ねながら中止に。5月に予定されていた旅公演もキャンセルになった。

「4~7月は、本当に、今までに経験したことのない生活スタイルになってしまいました。僕は落語をやっていて、自粛期間中は、無観客で落語の配信にも挑戦しましたし、3回か4回は、お客様を半分にしたステージにも立ちましたが、本格的に仕事が再開したのは、8月になってからです」

 家に籠もっていても体に悪いと、夫婦で散歩を日課にした。近所の公園を1時間強歩く。歩数にして8千歩だ。

「夕方の散歩を終えると、6時半頃から晩酌です。毎日ニュース番組をチェックして、そのあとは映画専門チャンネルとかね。気づくと1時過ぎているので就寝すると、散歩の疲れもあってぐっすり眠れて、目が覚めるのが10時過ぎ(笑)。となると朝昼兼用のブランチになるからガッツリ食う。腹がキツクなると同時に眠くなって、夕方まで昼寝しちゃうんです。で、起きて散歩に行って晩酌……という規則正しい生活を送っていたら太っちゃって(笑)」

 自宅には、舞台の度に差し入れされる焼酎が、酒屋が開けるかと思うほどストックされていた。

「酒なんてものは買うもんじゃなく、常に家にあるものだったのに、自粛期間中に全部なくなって。いつの間にか酒を買うようになっちゃった」

 ほかにも、せっかく時間があるんだからと、ピアノにも挑戦した。

「嫁に行った娘が、中学生ぐらいまで弾いていたピアノが家具として、俺の部屋にあったので。『中高年からラクラク弾けるピアノ』という教則本を初級から上級まで3冊まとめ買いして、中級に辿り着くことなく挫折しました(苦笑)」


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