「セカンドオピニオン」、主治医は不快になる? ならない? 医師の“本音” (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「セカンドオピニオン」、主治医は不快になる? ならない? 医師の“本音”

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山内リカ週刊朝日#ヘルス#病気#病院
※写真はイメージです (Getty Images)

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セカンドオピニオンに関するアンケート (週刊朝日2019年5月31日号より)

セカンドオピニオンに関するアンケート (週刊朝日2019年5月31日号より)

 患者が納得のいく治療を選択するためのセカンドオピニオン。患者の権利といえども、その後の主治医との関係も気になるので、本音を知りたいところ。どうすれば、医師を味方につけることができるのか。セカンドオピニオンに関する医師アンケートを読み解いた。

【アンケート】医師の“本音”は…「セカンドオピニオンを受けたい」と言われたら関係は悪くなる?

*  *  *
「複数の先生に父の検査の数値と体を総合的に診てもらって、透析に踏み切りたいと思いました」

 会社員のミホさん(40代・仮名)は先日、高齢の父親について、主治医から「腎不全で人工透析が必要だ」と説明を受けた。父親の病状がそんなに深刻だとは思ってもみなかったという。いくつかの検査値に問題はあったものの、ミホさんから見て父親は元気に過ごしていたからだ。

 ミホさんは、雑誌や本で透析について情報を集めた。透析患者やその家族の話を聞くと、水分摂取の制限など通院も含めて生活の制約が多そうに思えた。透析を一度始めたら、それをやめることは死につながる。主治医のことは信頼していたが、専門的な意見をもっと聞きたかった。

「セカンドオピニオンというと、先生との関係に角が立ちそうだし、うまい言い方はないかしら……」

 ミホさんは、主治医への話の切り出し方に頭を悩ませている。

 このところよく耳にするようになった「セカンドオピニオン」。国立がん研究センターのがん対策情報センターによると、「患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、(中略)担当医とは別に、違う医療機関の医師に『第2の意見』を求めること」をいう。

 ただ、言葉は知っていても、主治医との関係が悪くなるのが心配で言い出しにくいという患者や家族は多く、そもそもどう受けたらいいのかわからないという人もいるだろう。

 そこで今回、本誌では医師専用のコミュニティーサイトを運営するメドピア社の協力で、医師300人にアンケートを実施。セカンドオピニオンについて医師の“本音”を聞いた。

 まず、患者から「セカンドオピニオンを受けたい」と言われたことがあるかどうか。これについて「言われたことがある」と回答したのは190人(61%)、「言われたことがない」と回答したのは123人(39%)だった。言葉だけでなく、仕組みとしてもある程度は普及しているようだ。


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