ともさかりえが「ライオンの檻に入れられた気分」だった舞台とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ともさかりえが「ライオンの檻に入れられた気分」だった舞台とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加
菊地陽子週刊朝日
ともさかりえ/1979年生まれ。東京都出身。92年女優デビュー。96年「友子の場合」で映画初出演にして初主演。映画「ちょんまげぷりん」で第35回(2010年)報知映画賞助演女優賞。6月に再演される舞台「キネマと恋人」にも出演する(撮影/片山菜緒子(写真部)、ヘアメイク/北 一騎(Permanent)、スタイリスト/斉藤くみ)

ともさかりえ/1979年生まれ。東京都出身。92年女優デビュー。96年「友子の場合」で映画初出演にして初主演。映画「ちょんまげぷりん」で第35回(2010年)報知映画賞助演女優賞。6月に再演される舞台「キネマと恋人」にも出演する(撮影/片山菜緒子(写真部)、ヘアメイク/北 一騎(Permanent)、スタイリスト/斉藤くみ)

 舞台の稽古に入る前は、常に恐怖感が先に立つという。13年前、大竹しのぶさん、段田安則さん、稲垣吾郎さんとの4人芝居に挑戦したときは、「ライオンの檻に入れられたような気分でした(笑)」とともさかりえさんは振り返る。

「私は26歳で、1歳半の子供にまだ母乳を与えていた時期です。以前から、作品に入る前は入念に準備をしないと、現場で苦しくなってしまうタイプで。当時も、ものすごい緊張の中で稽古を終え、自宅に戻ると、すぐ子供の世話をして……。我ながらよくやっていたなぁと思います」

 ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが上演台本と演出を手がける舞台「LIFE LIFE LIFE」では、13年前と同じメンバーが集結。

「翻訳劇のセリフは、自分たちが知っている言葉じゃないような気がして、どうしても違和感を覚えがちです。でも、今回、ケラさんの上演台本を読んだら、セリフに俄然愛着が湧きました。翻訳劇なのに、日本人の私にもフィットする情緒のようなものを感じたんです」

 3年前にも、ケラさんが作・演出を担当した「キネマと恋人」という舞台に立っている。そのときは事前に、「今回、ともさかが得意だと思うようなことは何一つ書いてない」と宣言されていた。

「でも、いざお稽古が始まってみると、すごく自由な気持ちで役に取り組むことができた。長くお芝居をやっていて、初めての感覚でした。どうしてなんだろうって考えると、理由の一つは、私がケラさんの紡ぎ出す言葉が無条件で好きだってことと、もう一つ、私の中に変化があったせいだと思うんです」


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい