二宮和也「先輩に対する恩義は忘れない」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

二宮和也「先輩に対する恩義は忘れない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日

先輩に対する恩義は忘れない?(※写真はイメージ)

先輩に対する恩義は忘れない?(※写真はイメージ)

 人あたりがよく、物腰もやわらか。「争いごとが好きではない」と、常に冷静なイメージのある二宮和也さんだが、演技においては内に秘めた情熱が発揮される。現在放送中のドラマ「ブラックペアン」で演じているのは、主人公の外科医、渡海征司郎。天才的な腕を持つが、同僚の弱みにつけ込んで金銭を要求し、研修医たちを次々と辞めさせることから“オペ室の悪魔”と呼ばれる存在だ。作品について、演技や自身のことについて、聞いてみた。

【写真】5人揃って甲子園球場に登場!

*  *  *
――初めての外科医役。実際に外科医の方に話を聞いて挑んだそうですね。

 いろいろ話を聞かせていただいたのですが、みなさんとてもいい方で。僕が演じる渡海はあまりにも人が悪すぎるので、役作りの参考にはならなかった(笑)。「やっぱりこんなに性格の悪い医者はいないんだな」と思いました。でも、手術を見学できたのはよかったですね。ドラマやドキュメンタリーで見る手術室ってかなり緊迫していますが、実際には医師の方が「その眼鏡はどこのメーカーなんだい?」とか、そういう何げない会話をしながら手を動かしていて。「命との向き合い」と神格化しがちですが、そこに毎日向き合っている人たちだと考えたら、「そうだよな」と、すごく親近感を持ちました(笑)。

──“性格の悪い”渡海を、どんなふうに演じているのでしょうか?

「こんなこと言われたらぐうの音も出ないだろうな」というのを探っています。「もう時間がありません」と言われたら、「時間がない? そういう状況作ったのお前だろ」みたいに、相手の言葉を借りて遊んだり。脚本の先生からも、「足したいところは足してもらっていいし、切りたいところは切ってもらってもいい」と言っていただいているので、「こういうパターンどうかな?」というのを、役者同士で現場で出し合ったりしています。プレゼンみたいな感じですね。それがハマるときもあるし、ハマらないときもありますが、とてもフレキシブルにやらせていただいています。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加