津田大介「人気ユーチューバーの差別動画が問題に」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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津田大介「人気ユーチューバーの差別動画が問題に」

連載「ウェブの見方 紙の味方」

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ユーチューバーの倫理観が問われている? (※写真はイメージ)

ユーチューバーの倫理観が問われている? (※写真はイメージ)

 ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏。米国である人気ユーチューバーが契約解除された騒動を解説する。

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 2月14日、米ディズニー社が、世界で最も稼ぐユーチューバーとして知られる「ピューディパイ」との契約を解除したことがわかった。

 ユーチューバーとは、ユーチューブで自ら制作した動画を継続的に公開している人たちのこと。ユーチューバーはユーチューブとクリエーター契約を結ぶことで動画の再生数に応じて広告収入を得られる。再生数の多い人気ユーチューバーには定期的な収入が入るため、テレビタレントのようなスターが数多く登場することとなった。

 今回騒動を起こした「ピューディパイ」はそんなユーチューバーたちの頂点に君臨する。番組を見るためにチャンネル登録している人は5300万人以上で、投稿した動画の視聴回数は累計140億回を超えており、推定年収は約17億円とも言われている。

 再生回数の多いユーチューバーはテレビ並みの発信力を持つため、企業がユーチューバーと契約を交わし、宣伝やマーケティングを手伝ってもらうケースも増えている。実際にピューディパイはディズニー社の子会社メーカー・スタジオズ社と契約し、同社はピューディパイのグッズ販売や動画制作、アプリの制作などに関わっていた。しかし、ウォールストリート・ジャーナルが「ピューディパイの公開する動画に差別的な内容・ヘイトを含むものがあった」と報じたことにより、両者の契約関係は解除されてしまったのだ。


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