週刊朝日２０１４年１１月１４日号　表紙の岡田将生さん

　おそらく、岡田将生は今もっとも忙しい若手俳優の一人だろう。11月7日から蜷川幸雄演出の舞台が始まり、22日からは今年3本目の映画「想いのこし」が公開される。

　仕事とプライベートのバランスについては、「破綻してますよ、もう」と苦笑い。「仕事でたくさん人に会ってるから、休日は誰にも会いたくない。一人でバラエティー番組を見ています」

　お仕事は楽しいですか？　という質問には、「基本的に仕事ってつらいことばっかりじゃないですか？」とこれまた苦笑い。うまくできなくてくじけそうになることも多いというが、「なんとか立て直して最後まで頑張ろうと思うし、監督にほめられればうれしい。だからやめられないんでしょうね」と笑顔を見せた。

　取材がスタートしたのは21時過ぎ。疲れ切っているはずなのに、カメラマンや記者のリクエストににこやかに応じる様子は天使のよう。取材終了後、「仕事で楽しいことってなんですか？」と逆質問を受け、思わず「今日のこの取材です」と答えてしまった。

※週刊朝日 　2014年11月14日号

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