河原雅彦 壇蜜に“エロ文通”を申し込む? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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河原雅彦 壇蜜に“エロ文通”を申し込む?

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 今回で週刊朝日連載「気になちょるモノ」の最終回となる脚本家の河原雅彦氏。いまもっとも気になっていることとは…。

*  *  *
 最終回ということで。思い返せば、連載当初からずいぶん好き勝手に書かせてもらいました、“気になちょるモノ”。せっかくなので雑ぅーーな感じで振り返ってみると、クックパッドの件はネットが軽く炎上したそうで。僕の原稿自体が多くの方の気になちょるモノになったみたいで。いいんじゃないでしょうか、活気があって。

 撮影現場での俳優さん達による膨大な空き時間の過ごし方についても書きましたね。実はあれ、伊坂幸太郎さん原作・岡田将生君主演の『オー!ファーザー』って映画だったのですが、5月24日から無事に全国公開されるとのこと。ご覧になっていただければ、「ああ、河原が朝日で書いていた〇〇な俳優さんって、あの人だったのね」と答え合わせが出来る微妙な特典がついて参ります。ひとつよろしくお願いします。

 壇蜜様は僕的永遠のアイドルですね。今度お会いしたらエロ文通を申し込んでみようかと。

 さて、今現在一番気になっていることと言えば、果たしてこの連載が書籍化されるかどうか、ってことですか。こないだ古田新太さんとも話したのですが、分量的には十分溜まってると思うんです。仕事の合間を縫ってシコシコ書き続けてきた身としては、お互いこれが本業じゃないだけに、“本”になるってとても嬉しいというか、光栄というか。最近はコストの問題で電子書籍の形で配信されるケースも多いと聞きますが、なんだろう、やっぱりアナログ人間の僕達からしたら“本”っていうのに憧れるんだよなあ。ほら、本だとサイン会も出来るし。サイン出来ないでしょ?電子には。

 とにかくだ。デスクトップの片隅に置かれるより本棚に飾られたい。要らなくなって処分される時も、PCのゴミ箱にひょいっと捨てられるより、ヒモでくくられ廃品回収に出されるなり、お近くの図書館に寄付されるなり、一手間かかるリサイクルな感じでありたい。とかく利便性が図られるこの時代、こっちの方がなんだか可愛くありません?

 あ、これって僕達が舞台という仕事を生業にしている感覚と共通するかも。1カ月間すったもんだで稽古して、劇場に足を運んでくれたお客様にだけ作品をお届けする。テレビや映画なんかのエンタメに比べてバ力みたく非効率かも知れないけど、発信する側の作り手と、それを受け取る側の観客の熱がこもった劇場空間はたまらなく刺激的なわけです。

 とはいえ、よくよく考えるまでもなく、編集部から今後一切連絡が入らない可能性も十二分にあるな、書籍化以前に。だったら、今、いい気になってこんなこと書いてる俺、超みっともないじゃん。やべっ!

「この際、電子書籍でも願ったり叶ったりです!!」

 わっ、ここにきて自分でも驚くぐらいあっさり意見を変えやがった!やべっ!違う意味でさらにみっともなくなってきた!やべっ!最終回なのに、やべっ!おっ、そんなこんなで文字数まで尽きてきた!やべっ!とにかくまとめなきゃ。やべっやべっ!!

 えー、いろいろ楽しかったです。長らくのお付き合いありがとうございました。やべっ! なんかバカみたいに簡素なまとめ。ま、いっか。こんなもんでしょ、サヨナラなんて。

週刊朝日  2014年5月2日号


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