東大合格者急増した都内私立高校とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東大合格者急増した都内私立高校とは?

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 東大から、他大学の医学部へと志願者が流れた今年の大学受験の余波が、東大合格者のランキングを変えた。駒場東邦(東京)、豊島岡女子学園(同)、聖光学院(神奈川)などが合格者数を増やし、順位を伸ばした。

「以前の東京の私立の進学校にはさほど“医学部人気”はなかったのですが、今年はついに波がきた。理系で大学院まで進んで就職先に困るなら、同じ6年間を医学部で学びたいと将来性を求めたのでしょう」

 そう話すのは教育情報会社「大学通信」の安田賢治・常務取締役だ。

 今年の東大合格者の私立上位3校は開成(東京)、灘(兵庫)、麻布(東京)。昨年と同じ顔ぶれながら合格者数は170人→158人、105人→103人、82人→81人と減少。安田氏が続ける。

「東大合格者の多い高校の生徒が医学部に移ると、東大合格者は減る。東大理IIIは超難関なので、他の国公立や関東の難関私大医学部を受けるケースが出てくるからです」

 そんな上位組に迫る勢いで、前年より16人多い合格者を出したのが駒場東邦。進学指導係主任の佐藤仁志教諭は話す。

「今年は現行課程最後の入試で安全志向が強いと言われましたが、本校は例年通り『行きたいところにチャレンジを』と指導した。東大に限らず、第1志望を変えなかったことが良い結果につながったと思います」

 前年比9人増は聖光学院。1964年に東大合格者を出して以来、初の70人の大台に。だが高1のときは例年より成績が悪く、生徒にも教師にも焦りがあった、と花家徹・教務部副部長が明かす。


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