
この10年、皇室報道の軸は「悩めるプリンセス」雅子さまの動向だった。ところが、今春、まったく新しい動きが。学習院大に入学した佳子さまが「かわいすぎる皇族」として大ブレーク。皇室報道とは縁遠そうなスポーツ紙や男性誌も次々特集を組んだ。
「アサヒ芸能」(徳間書店) は4月25日号で「アイドル皇族『佳子さまと合コン』胸きゅんシミュレーション」を掲載。「(男は)甘えた部分をアピールすべきだ」などと「妄想合コン」での佳子さま攻略法を説き、「ミニスカプリンセスに本誌は四年間釘付け」と締めくくっている。
一方、「EX大衆」(双葉社) も7月号で参戦。同誌には「もし僕に透視能力があったなら」などの男性向け袋とじ記事もあるのだが、「世界に誇る我らのプリンセス秋篠宮佳子さま国民的フィーバー大検証」を4ページ 掲載。誕生から大学入学までのあゆみをたどり、佳子さまのアイドル化が起きた理由を、真面目に分析した。
そんな熱狂に、宮内庁の正規の記者会見にも影響が。
「本来、宮家の次女佳子さまはあまり話題にならないはずなのですが、ホームステイのあと会見してほしいなど、かなりの時間を佳子さま関連の交渉に費やしています」(宮内庁記者)
今のところ注目が佳子さまに集中しているが、英国に留学していた眞子さまが7月に帰国。小学6年生の愛子さまも大人びてきた。新世代プリンセスに主役交代の日が来るのだろうか。
※週刊朝日 2013年8月16・23日号