尼崎事件 「女親分」一族の恐怖支配の手法 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

尼崎事件 「女親分」一族の恐怖支配の手法

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#尼崎事件

 岡山県備前市の日生(ひなぜ)港からコンクリート詰めの遺体が発見された事件で、兵庫県警は、「女親分」角田美代子容疑者(64)ら8人を逮捕した。彼らは、美代子容疑者が大江和子さん(当時66)死体遺棄事件で逮捕されるまで、尼崎市内にある美代子容疑者の自宅マンションで、奇妙な集団生活を送っていた。

 その生活の一端が垣間見える証言がある。美代子容疑者らはパチンコに興じるのが「日課」だったという。常連だった大阪市内のパチンコ店の店長が語る。

「午前10時の開店前になると、美代子容疑者が連中を引き連れるようにして、行列していました。ある日、ほかの常連客と並ぶ順番でもめたんです」

 そのとき、行列に並んでいた客の一人が続ける。

「トラブルの原因は美代子容疑者の一団の割り込み。しかし美代子容疑者は認めようとせず、体重100キロはある入れ墨の男を呼び寄せて、『おい、こいつだ』と何度も叫んでいた。李(角田)正則容疑者だと思う。『こらぁ、お前!』と客にすごみをきかせて、今にも殴りかからんばかりでした。店に入ってからも、その客を見つけて、『こんなところで打っていたんか!』などと因縁をつけてましたよ」

 些細なことで因縁をつけ、集団で執拗に責め立て、財産をしゃぶりつくす――それが美代子容疑者の「恐怖支配」の手法だ。

週刊朝日 2012年11月23日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい