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綾野剛 ストイックを超えた…壮絶すぎる役作りの“原点”

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綾野剛(c)朝日新聞社

綾野剛(c)朝日新聞社

 といっても、『日本で一番悪い奴ら』では体重をコントロールするため、現場で水分しか取らなかった時期もあれば、焼き肉しか食べなかった時期もあったとか。そして、耳へのヒアルロン酸注入の提案と、その自分を追い込むような“役者魂”は半端でない。

「役作りとは関係なく、自分を追い込む性格だそうです。例えば、『死んだふりを何時間できるか』ということに挑戦するとか。実際に1人きりで30分くらい死んだふりをしていたそうです。本人いわく、『距離感が分からなくなって、グーってなってきたときに、自分の存在証明に対しヤバいと思って、生き返った』という話ですが、そもそも普通の人はそんな辛いことに挑戦しませんよね(笑)。人に見られたら恥ずかしいですし。綾野の場合はそんな『辛い状況』への耐性があるのかもしれません」(同)

 ここまでくると、ストイックというより単に自分を追い込むのが好きな「ドM体質」なのではという疑惑も……。

「中高生では陸上競技部に所属しており、中学3年生の時に県大会の800mで優勝するほどの速さだった。走るという行為を長々と続けるのはある意味苦しいですが、それでも陸上が好きだった綾野は、朝から何キロも走って、夜も部活が終わってから走っていたそうです。そんな経験もあって、ハタから見れば辛そうな役作りでも楽しく取り組むことができるのだと思います。Mっ気があるというか、キツければキツいほど燃えるタイプなのでしょうね」(芸能プロダクション関係者)

 いくつもの厳しい役作りも難なく乗り越え、今の日本映画界を牽引する存在になったと言っても過言ではない綾野剛。まさに、役者が天職なのかもしれない。(ライター・丸山ひろし)


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