ストーカー行為と熱烈求愛の微妙な境目とは
ストーカー行為と熱烈求愛の微妙な境目とは
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 先日、突然の結婚発表で世間を驚かせた女優・堀北真希と俳優・山本耕史。予想外な組み合わせに驚きの声も多かったが、それ以上に大きな衝撃を与えたのは山本耕史の猛烈とも言えるアプローチだ。

 返事がなくても40通の手紙を送り続ける、共演時は楽屋に毎日あいさつ、偶然の遭遇を期待した新幹線への突撃。

「もはやストーカー」「自分なら通報する」「イケメンだから許される」など、ネットでは男性からも女性からも手厳しい意見が続出。賛否両論というより、ドン引きしている人や否定的に捉えている人が圧倒的に多い印象だった。

 これまで電話相談や男性向けコラムなどで「粘り勝ちは男の特権」といい続けてきた筆者としては、今回の2人の結婚は「めちゃ分かりやすい事例キターー!」と叫びたくなる出来事だったのだが、世間的にはそうは受け止められなかったようだ。

 では、なぜ山本耕史の行動はストーカー行為に当たらないのか?  粘り勝ちを狙わないとなぜもったいないのか? その理由を解説したい。

●女性は「勘違い」を恐れる生き物

 まず断言するが、男性は女性に粘り強くアプローチした方がいい。「脈なしかも」と感じた場合ほど、そうだ。もちろん成功するとは限らない。しかし、好意をぼんやりとほのめかすよりは、絶対に成就率は上がる。

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