AERA 2020年11月21日売り表紙にJO1が登場
AERA 2020年11月21日売り表紙にJO1が登場

 昨年、公開オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で約6500万票の視聴者投票により選ばれたグループJO1。「J−POPとK−POPのハイブリッド」をコンセプトに、3月にデビューした彼らが語った。AERA 2020年11月30日号から。

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 メンバーは全員日本人だが、楽曲提供も振り付けも全て韓国人が担う。「J−POPとK−POPのハイブリッド」「JKPOP」と称されるゆえんだ。

鶴房汐恩(以下、鶴房):歌詞が日本語なだけで、あとはK−POPじゃないですか? 音もリズムもそうだし、全員のダンスを揃えることに重点を置くところも日本とは違う。

金城碧海(以下、金城):ボーカルトレーニングも、韓国とリモートでつないで韓国の方にやっていただいているんです。僕らの楽曲を聞いてもらえると、ちょっと韓国人が歌っているような歌い方になっていることに気が付くと思います。歌う時の日本語の発音を“韓国人っぽい日本語”に直されたりもしますし(笑)。

豆原一成(以下、豆原):そういう面でも、今までにない新しい時代の音楽ですよね。令和な感じ?(笑)

 JO1のファンは、JO1 AND MEから頭文字をとってJAMと呼ばれる。

白岩瑠姫:僕たちは視聴者投票で生まれたグループ。JAMの皆さんの応援のおかげで夢を叶えられたし、こうやってさまざまな活動をさせていただけているのもJAMのみなさんのおかげです。JAMのパワーは、僕たちの原動力であり強みです。

金城:大所帯というのは、やっぱり強いですよね。ダンスでも同じことを3人でやるより11人でやるほうが、インパクトがあると思いますし、11人が一つの楽曲に声を乗せることで、いろんな化学反応が起きる。それが面白いと思います。

鶴房:僕たち11人は、顔も性格も得意分野も、考え方も全く違う。だから見ている人は、誰か一人は“おっ”と気になるタイプのメンバーがいると思います。あとは、ふざけるときはふざけ、練習する時は練習する、切り替えの速さも武器かな。まとめ役は奨くん(與那城)です。

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