絵本はたくさん読んでくれたけど、絵本の次のステップにはどんな本がいいんだろう? そんな悩みを抱えるママ・パパに向けて、幼年童話を中心に、絵本から読みものへの橋渡しとなるおすすめの一冊を紹介します。

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あらすじ

 今日は、やぎやま小学校の入学式。色とりどりのランドセルを背負ってやってきたのは、この春一年生になったばかりのこやぎたち、全部で8匹です。そして、緊張でかちんこちんになっている一年生がもうひとり。「先生一年生」の、やぎこ先生です。さっそく、やぎこ先生とこやぎたちの楽しい毎日が始まります。

 学校に着ていく服に悩みすぎて遅刻したり、夏休みの宿題を出し忘れてしまったり、運動会の途中で眠くなってしまったり……何かとハプニングを起こしてしまうのは、一年生のこやぎたちではなく、やぎこ先生ばかり。そんなお茶目で明るいやぎこ先生のもとで、こやぎたちはのびのび、たくましく成長していきます。

 こやぎたちが、やぎこ先生と過ごす春夏秋冬1年間の様子が、7つのお話として収録されています。

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加治佐志津
ライター 加治佐志津

新聞記事やWEBメディアの編集・執筆を経て、2009年よりフリーランスライターに。絵本と子育てをテーマに取材・執筆を続ける。これまでに取材した絵本作家は100人超。漫画家の夫と2013年生まれの元子鉄の3人暮らし。

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