ご家庭の冬の災害に対する備えはきちんとできていますか?真冬の避難生活における新聞紙を活用した暖を取る方法として、腹巻とひざ掛けの作り方を紹介します。

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真冬の避難生活における効果的な衣類の身に着け方とは?

避難所へ移動するときは、可能な限り、重ね着をして向かうことが大切です。
体の熱を逃がさない、効果的な衣類の身に着け方をご紹介します。
マフラーやネックウォーマーは上着の中に入れるようにし、手袋や靴下は、そで やズボンの すそ にかぶせるようにして身に着けると、体の熱が逃げてしまうのを防ぐことができます。


新聞紙を活用した暖を取る方法 腹巻

衣類が十分でないときに、身近なもので暖を取る方法として、新聞紙を活用した暖を取る方法をご紹介します。
新聞紙を何枚か重ねて折り、その上からラップを巻き付けることで腹巻の代わりになります。身に着けてから数分で、おなかのあたりが暖かくなり、5分後には、体の芯があったまってきたのか、手の指先も暖かくなってきました。体を効果的に温められた実感がありました。


新聞紙を活用した暖を取る方法 ひざ掛け

大きめのポリ袋に、くしゃくしゃに丸めた新聞紙を入れ、足を入れればひざ掛けの代わりになります。ポリ袋の底を通して足が床に触れないように、丸めた新聞紙を踏みつけるような形で足を入れると、より暖かく感じることができました。

これらの方法は応急的ですが、防寒着が十分でないときに役に立ちそうです。

動画解説:河合恵