2018年2月14日に米フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で17人が殺害された銃乱射事件を受け、銃規制を求める高校の生徒たちが3月24日にワシントンD.C.で【March For Our Lives】(私たちの命のための行進)と銘打った抗議の行進を実施すると発表し、参加を呼びかけている。
事件を経験した高校2年のキャメロン・キャスキーはABCニュースに対し、「“ストーンマン・ダグラスの事件のどこが違ったものになるんだ?これまでもこういうことはあったし、変革はなかったのに”ってよく聞かれる。いよいよだ。銃規制について話すには時期尚早だって言う人もいる。それも尊重できる。日程を発表する。3月24日、全ての都市で。命乞いをする生徒として皆で一緒に行進する」と述べ、「これは共和党の問題でも民主党の問題でもない。大人の問題だ。僕たちは放っておかれている気分で、ここまで来たらもう僕たちに味方するのか敵に回るのか、どちらかしかない」と言い切った。
こうしたなか、多くの著名人たち彼らの運動への賛同をTwitterで表明している。ジャスティン・ビーバーは「昨晩話せてよかった、キャメロン。みんなの勇気はすごい。僕は君たちと共に立つ」とツイート。パラモアのヘイリー・ウィリアムスは「ミレニアル世代や若い人たちのことを大人が見下して話すのをもう二度と聞きたくない。希望に溢れ、知的で、揺るがない未来のアメリカのリーダーたちの存在を直視しろ」と投稿している。他にもフィフス・ハーモニーのローレン・ハウレギ、セイント・ヴィンセント、女優のジュリアン・ムーア、コメディアンのエイミー・シューマーなどが高校生たちを支持している。