新山詩織 2ndワンマンツアー千秋楽「このままでいいんだと思えたのは皆さんのおかげ」と涙 12月には次なるツアー開催
新山詩織 2ndワンマンツアー千秋楽「このままでいいんだと思えたのは皆さんのおかげ」と涙 12月には次なるツアー開催
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 7月11日から2ndライブツアー【ハローグッバイ】を開催した新山詩織。そのツアーファイナル公演を18日 恵比寿LIQUIDROOMにて開催した。

 ワンマンとしては初公演となった名古屋のほか、東京、大阪で行われた今回のライブツアーでは、6月にリリースしたばかりの2ndアルバム『ハローグッバイ』に収録された新曲中心に全22曲を披露した。

 ライブのオープニングを飾ったのは、同作でも1曲目に収録された「Winding Road」。『ハローグッバイ』の世界観が色濃く投影されたライブであることを予感させるスタートに、会場の期待感も一気に高まっていく。さらに、短編映画の主題歌となった「分かってるよ」のBand ver.、新曲「sunny day」、5thシングル曲「絶対」と、最新アルバムからの曲が次々と繰り出され、ライブ序盤からその世界観にぐっと引き込まれていく。

 会場のボルテージが早くも上がってくると一転して、クールダウンタイム。新山の「ここで少しゆっくりしましょうか」という言葉と共に始まったのは、1stアルバム『しおり』の収録曲「午後3時」。キーボードと新山詩織のボーカルとギターだけで奏でられた楽曲に、ゆったりとした空気が会場全体に流れていく。そしてライブ中盤の見どころのひとつとなったのが、ライブでのギターソロ初披露となったアルバム収録曲の「しおりのR&R」だ。曲の間奏で各バンドメンバーのソロ演奏と共にメンバーを紹介する中、最後に自身を紹介すると、そのままギターソロを披露。まさに“ギタ女”の面目躍如といった姿を見せた。

 新山の「盛り上がっていきますか!」という掛け声のもと、「Everybody say yeah」が始まり、ライブも終盤戦へ。続けて「Looking to the sky」「フィルム」が演奏され、さらに「Dear friend」で盛り上がりは最高潮に。オーディエンスはタオルをまわし、会場の一体感がさらに増していく。ラストは2ndアルバム『ハローグッバイ』に込めた思いを語り、「このままでいいんだと思えたのは皆さんのおかげ」と涙ぐみ言葉を詰まらせると、会場からは温かい拍手が送られた。そして新たなるステージに向かう気持ちを会場のオーディエンスと共有したいというメッセージと共に、「Hello」を大合唱し本編を締めくくった。

 新山の真摯なメッセージと「Hello」の余韻の中でおこったアンコールに応えて再登場すると、本ライブでの唯一のカバー曲「深夜高速」を聴かせ、最後は最新シングル「ありがとう」で、会場に来てくれたファンへの感謝の思いを直接伝えた。序盤のMCで新山が口にしたように、“音楽にどっぷり浸った時間”を過ごし、ファンへの感謝の思いを込めた、自身2回目のワンマンツアーを終えた。

 また、ライブ中のサプライズ発表として、12月に全国6カ所をまわるアーティストデビュー3周年記念ライブツアーの開催を発表。12月5日の仙台を皮切りに、札幌、東京、福岡、名古屋、12月27日の大阪umeda AKASOまでのツアーとなっている。仙台、札幌、福岡でのワンマンライブは初の開催であり、各地のファンにとっては嬉しい発表となった。

 既に新山詩織の無料会員制サイト「新山詩織 my place & your place」では、チケット先行予約受付を実施中。新規の登録者も含め、会員限定で7月27日23:59まで予約を受け付けている。


◎ツアー【新山詩織 アーティストデビュー3周年記念ライブツアー】
12月05日(土)仙台/仙台HooK
12月12日(土)札幌/COLONY
12月19日(土)東京/EX THEATER ROPPONGI
12月23日(水・祝)福岡/DRUM SON
12月26日(土)名古屋/ell.FITS ALL
12月27日(日)大阪/umeda AKASO
チケット一般発売:11月14日(土)
※無料会員制サイト「新山詩織 my place & your place」にて
チケット先行予約受付実施中!
受付期間:7月18日(土)20:00~7月27日(月)23:59まで
http://niiyama-shiori.com/member