僕は長年占いを研究してきて、占いとは「人を取り巻くすべてのことを読み解く」ものと感じています。
僕はもっと「占いを使ってほしい」と思っています。占いの主なテーマは仕事、お金、恋愛、健康などですが、健康以外は他人がらみ。これらを掘り下げると、人との関わりがうまくいっていないことから悩みが生じていることがわかります。
占いで自分のことを調べて終わるのではなく、家族や友人、会社の人などを調べて、相手のことを知ってみてはいかがでしょうか?「この人はこういうタイプ」ということがわかれば、上手な付き合い方も見えるはず。占いを使うことで、前向きな気持ちで“作戦”を立てられるようになれば、もっと生きやすくなるのではないでしょうか。
※週刊朝日 2019年1月4‐11日合併号