■松本潤先生「緊張に負けない方法」教えます
松本先生の授業は「緊張に負けない方法」がテーマ。まずは、会場から抽選で選ばれたあみちゃんが、4万5千人の前で好きなメンバーにメッセージを伝える、超ドキドキ体験からスタート。「緊張して手も足もガクガクです」というあみちゃんから告白を受けた櫻井くんが、高い台の上でリコーダーの演奏をする緊張チャレンジに指名されたよ。
大の高所恐怖症の櫻井くんは、台に上がる前から手汗がびっしょり。1~4メートルと上がる度に「本気で言ってるの!?」と恐怖で顔は引きつり、心拍数もアップ!
とはいえ、ほどよい緊張であれば、むしろパフォーマンスはよくなるもの。松本先生とプロのコーチが、緊張を味方につける、こんな「ワクワクルーティン」を考案したよ。
(1)姿勢を正して2回ジャンプ
(2)ゆっくり深呼吸
(3)まっすぐ前を見て集中
(4)右手をパーにして、時計回りに2回回し、最後に下におろす(嵐の曲のふりつけだよ)
緊張する場面でやってみよう!
■大野智先生「涙の主な成分は血液って知ってた?」
ラストの大野先生のテーマは「人はなぜ泣くのか」。泣くことは人がこの世に生まれてきて最初にすることだけど一体なぜ? 涙を流すとき、体に起こる変化を科学的に検証したよ。
まずは大野先生自らが、脳血流測定装置をつけて、必ず泣けるというドラマを鑑賞。ところがまったく泣けないという結果に……。
そこで、助手のマリウスくんが映画「タイタニック」で再トライし、見事大成功! 測定グラフを見ると、少しずつストレスがたまり、ピーク時に涙が出ることが判明。泣くことで副交感神経が高まり、リラックス状態になることがわかったよ。
また、涙の主な成分は血液だって、みんなは知っていたかな? 涙が赤くないのは、涙腺を通るときに、赤血球が取り除かれるからなんだって。脳にたまった血液が涙として流れると、全身に血が巡り、心も体もリラックスできるから、あえて涙を流す「涙活」をするのもオススメと先生。
ラストは観客から「泣ける」という声が多かった、嵐の2014年のハワイ公演「ARASHI BLAST in Hawaii」の感動シーンを見ながら、メンバーが思い出を語り合ったよ。(取材・文/ジュニアエラ編集部)
※月刊ジュニアエラ 2017年9月号より