小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。4月号は、菊池風磨くんが「初対面の人にうまく話しかけられない」という読者の悩みについてアドバイスしました。
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【質問】
私は初対面の人にうまく話しかけることができません。風磨くんは人見知りだとよく話していますが、上手にお話していてすごいなぁと感心しています。風磨くんは初対面の人とどんな会話をしていますか? (あきはるさん・26歳)
【回答】
いや、僕はわりと下手くそですよ。中島(健人)とかは上手ですけど、僕はカメラが回ってないとしゃべれないし、お仕事じゃないと本当に人見知りなので。だからお仕事のときは「オンの菊池風磨」なんですよ。ある意味で「架空の自分」にバチッと切り替わって話している感覚ですね。そういうときは、裏側でも相手の方との共通項を探すために、そいつがわりと質問攻めにしてます。「今日、何してたんですか?」とか聞いて、「あ、僕もそれしてます」みたいなのを探すとかね。だから、はた目にはきっと人見知りに見えてないと思う。本当はめちゃくちゃ疲れてますけど(笑い)。
でも、学校とかオフの場では最初に頑張りすぎないで、じわじわと広げていくタイプ。無理して間口を広げたり、リアクションを大きくしたりすると、あいつなんか無理してね?みたいな空気が伝わって遠回りになってしまう気がして。不思議と、会話がすごく弾んだから仲良くなるもんでもない。僕も初対面のときまったくしゃべらなかったけど、お互いなんとなく気になっていた人がいて、結局その人とすごく仲良くなったというパターンもありますからね。だから、あきはるさんも無理しないでいいと思う。
僕は人見知りって強いと思っていて。なぜなら、信頼を得やすいから。本当にすごく人を見てるし、自分がどう見られているかも見てる。考えすぎて次の一手が出せないんですよね。つまり、それだけ人に対して真剣に向き合ってる。だから僕は人見知りの人が好きだし、 自分の人見知りも許せてるんです。まぁ損することもありますけどね、愛想が悪いとか。ただ、ハードルが下がってるから楽でもある。男同士だと、仲良くなりたい人がいたら、ちょっとエッジのきいたおもしろいことを言うとか、心を開いてみせると「なんだよ、そんな人だったの!?」みたいなギャップですぐ仲良くなれますから。「書けないッ!?」のスピンオフドラマでもその手を使っています(笑い)。
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