――総理大臣になったら、子どものために何をしてくれますか?

河野 子どもがみんな、「大きくなったら、これやりたい」という夢を持てる、そして多くの人がその夢を実現するために、一生懸命がんばろうと思える国にしていきたいです。みんなが夢を持つのはすごく大事です。大きな目標に向かってがんばることが、自分の幸せにつながるからです。あなたの夢は何ですか?

――文房具会社に就職することです。

河野 お~! 僕も文房具屋さんで新しい文房具を見て、ついたくさん買っちゃいます。ぜひ、楽しくて役に立つ文房具を出してください。

――国会でたまにヤジを飛ばしている人がいます。そのような人たちをどう思いますか?

河野 僕が最初に議員に当選したころ、すごくヤジの上手な先輩がいました。そこにいる人みんながどっと笑っちゃって、すごく緊迫している雰囲気がちょっと和やかになる。その人もたぶんそれを狙っていたと思います。だからヤジがすべて悪いわけではないです。でも、ただうるさいだけ、人をけなしたり攻撃したりするだけのヤジはよくないし、やめたほうがいいと思います。

――河野さんは今、とても大変な役割を与えられていますが、体の力を抜いてホッとする瞬間はどんなときですか?

河野 ほう、難しいな。寝ているときとか、お風呂に入ってワ~ッとリラックスしているとき、おいしいものを食べているとき、おもしろい本を読んでいるときかな。力を入れてやらなきゃいけないこともあるけど、ずっと力んでいると疲れちゃうので、普段からわりとうまく、力を入れたり抜いたりしています。

――僕たち子どもは、コロナ終息のために我慢する日々が続いています。政治家ができることは政策を立てることだと思いますが、今一番大切な取り組みは何ですか?

河野 やっぱり人出を避けることだと思います。しっかりマスクをつけて、ソーシャルディスタンスを保って、なるべく外を出歩かない。まずは感染を防ぐ対策が一番大事だと思います。その次に、ワクチン。今、国内のみんなが接種できるように、がんばっているところです。

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