小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。5月号は、松島聡くんが、信頼関係の築き方について、読者の悩みについてアドバイスしました。

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【質問】
高校生になって入った部活は上下関係が厳しく、しんどいときがあります。Sexy Zoneも年齢差のあるグループですが、聡くんはどうやって信頼関係を築いていきましたか? (ミチルの娘さん・15歳)

【回答】
僕は下積み期間も少なく、メンバーともちゃんとした信頼関係を築く間もなくデビューできたので……。どうやって信頼関係を築いていったんだろう(笑い)? 本当に最初のころはすごく子どもだったから、一つ年上の勝利にも友達感覚でグイグイ行ったし、もっと先輩の風磨くんやケンティーにもグイグイ行って……。内心怖かったけど、目の前に「B.I.Shadow」の二人がいることがうれしくて(笑い)。だから、うざかったと思いますよ。そういう何にもわかってないところから、だんだん一般的な上下関係を学んで、相手によって違う「ちょうどいい角度」をつかんで、距離感を変えていった感じかな。でも相手に合わせるなかで、今度は自分の意見や思いをあまり言わないスタンスになったんだよね。それはよくなかったですね。けんかするほど仲がいいっていうけど、言いにくいことも隠さず言えるようになってぶつかり合ってから、本当の信頼関係が築けたと思う。 

 あと、最初、僕のパフォーマンス力とか表現力については、昔は自分が出てる雑誌を見るのも苦手だったけど、どうやったらもっとかっこよく見えるか日々研究して。やっぱりケンティーとか風磨くんはすごいんですよ。表情や角度、髪形とか、少しでも追いつけるように努力したのも信頼関係を得ることにつながってるのかなぁ……。

 部活の上下関係の厳しさがどこまでなのかわからないけど、横のつながりも意識して「仲間」や「味方」を増やしていったらいいんじゃないかな。理不尽なこともあるじゃないですか、部活だと。そういうときに本心で話せる仲間がいるって大事だし、一人だと無理でも、仲間がいると自分の意見も言いやすい。なかには味方になってくれる先輩もいるかもしれないしね。言い方にだけ気をつければ、結果的にそれが信頼関係を築くことにつながるかもしれない。
 
 部活は青春。その思い出が暗くならないようにね。

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大道絵里子
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