――家でゴロゴロしてばかりいるのも気になります。
4年生くらいから、学校生活もどんどん忙しくなります。子どもたちは、外では頑張っているのではないでしょうか。さらに、塾や習い事も、低学年のうちは「楽しい」で通えていたけれど、だんだんレベルアップして難しくなるし、重くなってくるころ。家は唯一リラックスできる場所なのです。外では緊張して認知機能をフル稼働させているかもしれませんが、家ではそれが緩んで「だるい」「面倒」と本能の赴くままになる。それもありですよね。「うちはリラックスできる場所なんだな」と、おうちモードを見逃してあげましょう。
(取材・文/三宅智佳)
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