〈ChatGPTのプロンプトを個別最適化するための基本ポイント〉

1)自分のレベルを具体的に示す

「英会話初心者」「英語学習歴は1年くらい」など、自分のレベルを細かく教える。

2)場面設定を明確にする

「レストランでの注文」「社会問題についてのディスカッション」など、苦手なシチュエーションや伸ばしたい分野など、場面設定を具体的に伝える。

3)問題形式をレベルに合わせて選ぶ

問題や練習の形式を自分のレベルに合わせて具体的に指示。苦手な技能(リスニング、リーディングなどの英語4技能)については、解きやすい「選択問題」「穴埋め問題」から始める、英会話練習ならどれくらいの長さがいいかなど。

出典=『脳を活かす英会話 スタンフォード博士が教える超速英語学習法』(朝日新書)

子どもの内発的なやる気を満たすには?

――英語学習には「続かない」という壁があると思います。本書では、やる気には「内発的なやる気(それをすること自体に動機付けられたやる気)」と「外発的なやる気(何かをやること自体ではなく、それをやることで発生する報酬や罰に動機付けられたやる気)」の2種類があり、「内発的なやる気」が継続につながると書かれていますが、子どもの場合はいかがですか?

 お子さんを英語が話せるようにしてあげたいと考えて英会話教室などに通わせる親御さんは多いと思いますが、その際、「英語を話したいと思うような体験」をさせてあげるのがいいと思います。海外旅行でちょっとした英語が通じてうれしかったとか、英語カフェで会った外国人の子と一緒に遊んで楽しかったとか。英語を話せるようになりたいという「内発的なやる気」を感じるのが一番だと思います。

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