2024年に芸歴30周年を迎えたタレントの山口もえさん。30代は仕事を続けながら、家事もすべて1人でこなしていたという山口さんですが、次女の出産をきっかけに家族全員の協力体制ができあがったと言います。「子どもたちが大きくなり、自分の時間が持てるようになった」と語る山口さんが実践するリフレッシュ方法とは? 夫である爆笑問題・田中さんとのエピソードも聞きました。※前編<小中高生3人の母・山口もえが語る、夫・爆笑問題田中裕二の子育て「“ラスボス感”ゼロ。子どもに甘すぎるくらい」>から続く
【写真】山口もえさん・田中裕二さん結婚9周年のお祝いの様子はこちら(ほか、全4枚)私が誘えば夫は絶対ついてきます(笑)
――田中さんとは今年結婚9周年を迎えたそうですね。お二人で出かけることはありますか?
レストランを見つけたときなどは、夫を誘って一緒に行きます。夫は私が誘えば絶対ついてくるんです(笑)。2人でいるときは、仕事の話ではなく、子どものこととか、他愛のない話をしています。
――山口さんと言うと、いつもニコニコ穏やか、という印象があります。日常生活でイライラしたり怒ったりすることなんて、あるのでしょうか?
あります、あります。イライラして子どもにたしなめられることもありますし、夫には「一度注意したことは、ちゃんと直してよ!」なんて、毎日文句ばっかり言ってます。夫は何を言っても「ごめん、ごめん」と謝って終わり。でも、また同じことをして私に怒られる。その繰り返しです(笑)。
仕事も子育ても「今しかできないこと」
――3人のお子さんを育てながらお仕事も続けていらっしゃいますが、子育てと仕事の両立に難しさを感じた経験はありますか?
長女を出産したときは、2カ月という短期間で仕事に復帰したこともあり、子どもを置いて仕事に出かけることに罪悪感がありました。一方で、16歳でこの世界に入って以来、長期間お休みをいただいたことがなかったので、「休んだら、もうこのお仕事はできなくなるんじゃないか」という不安や焦りも感じていましたね。
長男を出産したときは、上の子もまだ小さかったのでしっかり産休を取りましたが、休んでみて感じたのは、子どもはシッターさんなど親以外の人と過ごす時間も意外と楽しんでいるんだな、ということです。
また、自分にとって仕事は「子どもたちの母親」としてではなく「1人の人間」として世界とつながれる貴重な時間なのだということも、改めて実感しました。両立は確かに大変ですが、子育ても仕事も、そのときの自分にとっては「今しかできないこと」。どちらか一つを選ぶのは難しいですよね。
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