できる子は、自分で「要するに何?」とまとめることを“勝手に”やっています。文章を読んでも「要するに何?」、算数の問題でも「要するに何を聞いている?」と。

「要するに?」という言葉で一般化させることをせずに、表面的な字ヅラばかりを気にする人は、表面の細かいことに気をとられて本質を見誤るというのは有名な話です。

※『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から

同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか? (ディスカヴァー携書)

石田 勝紀

同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか? (ディスカヴァー携書)
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石田勝紀
石田勝紀

教育評論家。教育デザインラボ代表理事。2016年からカフェスタイルの勉強会「Mama Cafe」を展開。全国で年間130回以上、累計1.3万人以上のママたちが参加。近著 『子どもを育てる7つの原則』(大和書房)、『のびる子はやっている最大効果を出す〜小学生の勉強法』(新興出版社)ほか著書多数。

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