身近な食材で簡単においしく調理できるレシピが人気の料理コラムニストの山本ゆりさん。中1、小3、4歳、3人の子どもたちのママの山本さんに、「日々の食事の困った!」を解消するお助けレシピや、おすすめの調味料などを伺いました。※前編<料理コラムニストで3児のママ、山本ゆりに聞くごはんづくり「2日間カレーでも、副菜がなくてもOK!みんなが機嫌よくいられるのが一番」>から続く

MENU 休日のお昼ごはんは、なんでも活用して頑張りすぎない 「嫌いなものは無理に食べさせない」が山本家流 失敗することもしょっちゅうあります 面倒くさがりだけど、おいしいものを食べたい! 山本ゆりさん直伝 休日のお昼ご飯におすすめレシピ

休日のお昼ごはんは、なんでも活用して頑張りすぎない

――山本家の定番レシピは何ですか?

 ひき肉ピーマンライス、レンジで作るキーマカレーと豚丼は「何回、作んねん」というぐらい作ってます!  

 野菜もとれるし、ほかにおかずいらんし、作り置きも冷蔵保存も冷凍保存もできる。撮影で家を空けるときに作っていくことも多いです。キーマカレーとひき肉ピーマンライスはぶんぶんチョッパー(手動式みじん切り器)を使うと本当にラクなので、わが家に導入してからさらに作る頻度があがりました。

――子どもがお休みの日のお昼ごはんにおすすめのレシピもぜひ教えてください。

 子どもが休み中のごはんは、レンジで作れる冷凍うどんやパスタのレシピがおすすめです。ミートソースなどを作り置きしておくのもすぐに食べられて便利ですね。ミートソースは、レンジでも炊飯器でも作れます。最初にお伝えしたキーマカレーや豚丼などもおすすめです。

 でもそれよりも、市販品も外食も出前も大いに活用して、頑張り過ぎないことが大事だと思います!

炊飯器やレンジで手軽にできるミートソース

――野菜を足したいときは、どんなものを作りますか?

 野菜が摂れてないと感じるときは、豚汁か白だし野菜スープが定番です。豚汁は特に作り方や具材にこだわりはなく、ただ大根、にんじん、玉ねぎ、こんにゃく、あればさつまいもやごぼうに豚コマか豚バラを全部お鍋に入れて煮て、みそを溶くだけ。煮る前に野菜を炒めたりもなし。野菜はいちょう切りじゃなく細切りにすると、子どもがよく食べてくれます。

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稲垣飛カ里
稲垣飛カ里

子育て・教育分野を中心に活動する編集者/ライター。最近の関心ごとは中学受験とおうち英語。プライベートでは小3男子、小1女子を持つ私立小ママ。仕事と育児に追われる日々の癒しは韓国ドラマ鑑賞。X:@hikari_son

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