あっという間に夏休みも後半。今年の夏は特に猛暑日が多く、おうちで過ごす時間も必然的に多くなりますよね。宿題や楽しい予定などやることも山盛りかもしれませんが、せっかくのそんな長い夏休みだからこそ、読書も楽しみたいですよね。

普段に比べて時間が取りやすい長期休みには、ぜひシリーズものに手を伸ばしてみてほしいと思います。読書慣れしていないお子さんでも「面白い!」と思えるシリーズものなら取り組みやすいですし、夏休みを通して読破できたら自信にもつながります!

今回は、そんな夏休みにぴったりのシリーズものを2冊紹介したいと思います。
(先日、AERA with Kids編集部のインスタライブに出演した際にもご紹介した本です)

まずはこちらのシリーズ。

『かいぞくポケット(1) なぞのたから島』

懐かしい! 読んだことがある! と思われる大人の方もいらっしゃるかもしれません。

ロングセラーのこちらは、全20巻

読み進めていく中で読者への呼びかけやミッションが散りばめられてあり、子どもたちを夢中にさせてくれます。本が苦手なお子さんでも楽しみやすい工夫がたくさんあります。

小5の息子は低学年のころにひとりで読んでいました。文字量は「こまったさん」でおなじみの「おはなしりょうりきょうしつシリーズ」「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」と同じくらいだと思います。

 読み聞かせで親子で楽しむのもオススメ。幅広い年齢の子どもたちが楽しめるシリーズです。

お次はこちら。

『黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり』

こちらはシリーズ全10巻

海で生きる船乗りの黒ねこ、サンゴロウの冒険ストーリーは、夏にぴったりのワクワクとドキドキで満ちあふれています。

文字量は『かいぞくポケット』シリーズよりも多め。読み応えもあるので、じっくり夏に楽しんでほしいシリーズ。読み終えた後は番外編もあるので、ぜひそちらも手に取ってみてほしいです。

長い夏休みは読書にぴったりの時間。シリーズものでなくとも、いろんな本と出会い、「この本めっちゃ面白かった!」と「ハマる」経験をぜひ堪能してくださいね。

(文/ayumi)

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ayumi
ayumi

AERA with Kids+ エディター(#読書部)。小5、小1、年少の3人を子育て中。絵本のある子育てや本のある暮らしについて、自身の子育てを交えながら発信。おうちでできる子どもたちの読書サポートに取り組んでいます。