Q2 子どもが日焼け止めを塗るのを嫌がる!おすすめのケア方法は?

 べたつくのが嫌なのかも。日焼け止めは、大きく分けて紫外線吸収剤が入ったものと紫外線散乱剤が入ったものの2種類。一般的に散乱剤は肌への負担は軽いですが、白浮きしやすく、べたつきやすい傾向があります。さまざまな成分、形状のものを試して、好みに合うものを見つけて。

Q3 日焼け止めで肌が荒れてしまう。どうやって日焼け止めを選べばいい?

 日焼け止めには、さまざまな成分が含まれています。そのうちのどの成分に反応して肌荒れを起こすのかは、人それぞれです。もともと肌が敏感であれば、からだの一部分だけに日焼け止めを塗ってみて、肌荒れを起こさないことを確認してから、全身に使用するのがおすすめです。

Q4 元々肌が弱くて荒れている…それでも日焼け止めは塗ったほうがいい?

 湿疹ができているなど、肌荒れを起こしているときに日焼け止めを塗ると、さらにしみたりかぶれたりする原因になります。肌が荒れているときは日焼け止めを使うのはお休みして、症状をしっかり治してから使用するようにしましょう。アトピー性皮膚炎で症状が出ている場合も同様です。

Q5 屋外スポーツで肌が真っ黒…日焼けってどこまでして大丈夫なの?

 紫外線を浴びると肌が黒くなるのは、メラニンが生成されるためです。メラニンが生成されるのは、紫外線によって皮膚の細胞が傷つくのを防ぐためです。つまり肌が黒くなるのは、一概に悪いことだとはいえないのです。

日焼け止めは生活シーンに合わせて選びましょう!

(取材・文/中寺暁子)

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中寺暁子
ライター 中寺暁子

健康情報誌編集部などを経て、2000年からフリーに。医療・健康・教育のテーマを中心に取材・執筆活動を行う。

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