こんにちは。エディターのあっこです。新年度が始まって、約1カ月半が過ぎましたが、皆さまは落ち着きましたでしょうか。クラスや学校が変わると楽しみな反面、不安な気持ちも出てきます。
「あれ、やりたくない」
「難しい」
「できない」
「イヤだ」
「やめたい」
などです。
大人もそんな気持ちになること、ありますよね。
春から2年生になった娘は、かけ算や単位の問題につまずいており、算数の勉強に自信が持てなくなっています。
こんなとき、ついできてないところを注意してしまうのですが、「不得意なことよりも得意なことやできていることに目を向けてあげよう!」と思っているところです。
「ない」にばかり目を向けていると「自分って◯◯できない人なんだ!」と勝手に可能性を狭めてしまうものです。
誰かと比べて、「ない」ばかりを考えていると気持ちがふさぎこんでしまう反面、褒められたり認められたりすると、やる気が出るんですよね!
今回ご紹介する絵本『ナイアル』は、「ない」ばかりを考えていた主人公が、自分の得意なことや好きなことを見つけて、「自分にもあった!」と気づくお話です。
何でもできるのは素晴らしいことですし、理想的に感じますが、できないからといってダメではなく、ただ不得意なだけ、苦手なだけ。
視点を変えて、自分のできること、好きなことを見つけて認めようと思える絵本です。
(文/あっこ)
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