自分の個性を大切にしよう

―『ブルーロック』という作品を通して、メッセージをお願いします。

 ちゃんと最初からパス出さなきゃとか、周りにちゃんと合わせなきゃとやっていたら、作中のチームはあんなに強くなってないと思います。まず自分の個性を大切にしていいということを教えてくれます。

島﨑 そうそう。彼らはちゃんと頑張っているから、その個性が相手に認められている。〝ブルーロック〟のように個性を大切にしたうえで、周りと一緒によりよく生きていってほしいなと思います。

<キャラクター紹介>

凪 誠士郎●なぎ・せいしろう

サッカー歴半年ながら、けた外れのサッカーセンスの持ち主。同じ高校に通う御影玲王に才能を見いだされ、サッカーを始める。私生活では超がつくほどのめんどくさがり屋。

©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会

潔 世一●いさぎ・よいち

いつか日本代表のエースストライカーになり、W杯で優勝するのが夢。県大会決勝での自分の判断に悔いが残る。夢をかなえ、人生を変えるために"ブルーロック"プロジェクトに参加する。

©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
潔世一役の浦 和希さん(左)と凪誠士郎役の島﨑信長さん(右)/写真・佐藤創紀(写真映像部)

【劇場版ブルーロック -EPISODE 凪】

 ある日、300人の高校生FWたちに"ブルーロック(青い監獄)"プロジェクトの招待状が届く。将来、サッカー日本代表がW杯で優勝するために日本フットボール連合が考えたプロジェクトだ。試合に負ければ即退場、今後W杯の代表に選ばれることはない。ブルーロックで高校生ストライカーたちによる世界一のエゴイストストライカーを目指す熱いバトルが始まった。

「めんどくさい」が口ぐせの無気力な高校2年生・凪誠士郎。だが圧倒的なサッカーセンスを持つ凪は、全国から選び抜かれたストライカーたちとの激闘の最中、ついにエゴを覚醒させる。テレビシリーズでは主人公・潔世一のライバルとして描かれた凪が、映画では主人公に。凪の視点で、"ブルーロック"での戦いが描かれる。

〇取材・文 ジュニアエラ編集部 

ジュニアエラ 2024年 5月号 [雑誌]

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ジュニアエラ編集部
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