合格者数でみると顔ぶれが変わる
合格者数を見てみると、顔ぶれが変わる。トップは大宮開成の802人、2位は山手学院で627人、3位は国学院大久我山488人、4位は東葛飾459人、5位は東京都市大等々力の430人でいずれも共学校だ。
大学ごとにみると、明治大合格者は1位山手学院188人、2位東葛飾168人、3位洗足学園156人。青山学院大は1位山手学院87人、2位国学院大久我山65人、3位洗足学園62人。立教大は1位大宮開成235人、2位頌栄女子学院130人、3位鷗友学園女子118人。中央大は1位大宮開成139人、2位東京都市大等々力108人、3位国学院大久我山99人。法政大は1位大宮開成224人、2位山手学院141人、3位東葛飾127人。
各大学の合格者数ベスト10では、いずれも共学校が半分以上を占める。特に多いのが法政大で8校ある。青山学院大と立教大は女子校が多く、男子校は少ない。大学によって男女の志望傾向に違いがあるのがわかる。
※前稿<早稲田大・慶應大への「合格率」が高い首都圏の中高一貫校は? 早大トップは男子校、慶應大は女子校>から続く
(文/大学通信・大野香代子)
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