保護者のギモン Q&A
Q1.学校で習う筆算と計算の解き方が違うと混乱しない?
A.そろばんができる子は、学校の授業で習った位取りや、繰り上がり・繰り下がりの数字の書き方のルールに従わなくても正しい答えを出せます。ですから、混乱するというより「面倒くさくて」答えだけを書く子はいます。あんざんと筆算の計算の仕方はまったくの別もの。学校の筆算の問題はルールに従って解き、頭のなかで、あんざんを使って答えの見直しをするように伝えています。
Q2.小学生で目指したいスキルの目安は?
A. 最近は3年生までそろばんで計算力を鍛えて、4年生から中学受験塾に切り替える計画で入室する子どもも。その場合は、3年間くらいで、一生使えるレベルの計算力を身につけることを目標にしています。具体的には段位が一つの目安。かけ算なら3けた×2けた、割り算なら5けた÷2けたがあんざんでできるレベルです。個人差はありますが、習い始めてから1年で6級まで取り、3~4年間かけて段位までを取る子が多いです。
次のページへ算数や計算が苦手な子でも、大丈夫?