HiHi Jetsのメンバーが小中学生からの質問に答える「放課後はまかせて! HiHi JetsにQuestion」。グループでは一番勉強が得意という作間龍斗くん。 「一時期、暗記にハマった」という経験を、飄々と楽しく語ってくれました。『ジュニアエラ』(朝日新聞出版)9月号から紹介します。
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Q)暗記が苦手です。作間くんの暗記術を教えてください。(まゆ・14歳)
A)人間の構造上、一瞬で覚えるのは無理なんですよ。才能とか関係なく、誰でもできるのは「毎日やる!」。当たり前ですけどね(笑い)。おすすめは、完璧に覚えようとしない、広範囲の流し読み。英単語とかも、時間をかけずにババババッと何ページも眺めるんです。発音がわからないと書けないから、意味と発音だけは連結させながら流し見る。最初は時間がかかるけど、繰り返すうちに細かいところまで頭に入ってきますよ。
あと、静かなところよりもガチャガチャした場所のほうがいい。じっとしてると飽きるし眠くなっちゃうから。歩いたり食べたり、音楽を聞いたりとか、五感を使いながら覚えるのもいいですね。あ、知ってる曲だと脳が感知しちゃうので、知らない洋楽とかにしてね。自分に合う、脳を起こす方法をいろいろ試してみて。間に合わなかったら、最後は気合!
Q)お菓子作りを始めた理由、楽しさを教えてください。(よな・18歳)
A)きっかけは最初のステイホーム期間です。母親と妹がクッキーを作っていたので、僕もチーズケーキの簡単なレシピ本を買ってきて「一緒に作らない?」と誘って作ってみたら、楽しくなっちゃって。一つでも工程を間違えるとダメだし、クリームの泡立て具合で仕上がりが変わる。そのハラハラ感がいいんです。レベルを上げていく感じもめっちゃ楽しい。今では製菓道具に棚一つ占領されてます。僕は主にホールケーキを作るんですが、家族に写真を見せるたび、「そこまでやる?」と驚かれて(笑い)。
生地を寝かすとか、焼き上げて冷ますとか「時間」も大事な工程。だからか、前は「予定を詰めないと死んじゃう!」という感じだったのが、家で優雅に過ごせるようになった。余裕ができました。YouTubeでもたくさんレシピが出てるので、よなさんも試してみてね。
(取材・文/大道絵里子)
ジュニアエラ編集部