10月8日スタートの新ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」に主演する玉森裕太さん。演じるのはおせっかいだけど憎めない研修医。おせっかいをめぐる思い、子ども時代の思い出などを聞きました。発売中の小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」10月号(朝日新聞出版)から紹介します。

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■小学生時代の憧れの職業は「お花屋さん」

「祈りのカルテ」は、研修医・諏訪野良太がカルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破る、ハートウォーミングミステリー。

――玉森さん演じる諏訪野はどんな人?  

 研修医でまだまだ未熟ですけど、誰よりも患者さんのために一生懸命な人です。患者さんのことを思って焼くおせっかいレベルがすごくて。でも結果、相手のためになったり、大きなものを動かしたりする。「こんなお医者さんが本当にいたらいいなぁ」と思ったし、「人を思うってこういうことなんだ。こうじゃなきゃいけないな」とも思わせてくれる、素敵なキャラクターです。

――諏訪野は人の顔色を読むのが得意で、ちょっとした変化にもすぐ気づく。それが謎解きにつながりますが、玉森さん自身は、人の変化に敏感ですか?

 僕も人間観察がすごく好きなので、顔の表情や声のトーンとかで「今、こういう気持ちなんだろうなぁ」とか、そういうのはなんとなくわかるほうです。でも、もともと知っている相手ならわかっても、初見の人だと難しいですよね。諏訪野くんは初見の人でもそれができるのでうらやましいですね。

――玉森さんが、誰かに対して「ん? 何かあったかな」と感じるときはどうしますか。

 まずは「どうした?」と聞きます。でも、人って何も言いたくないときもあるじゃないですか。そういうときは深掘りしないようにします……。けど、気になると聞きたくなっちゃう。家族やメンバーとか身近な人が元気なくて、「どうしたの?」と聞いたとき、「ううん、べつに」とか言われると、「いや、絶対、うそじゃん!」って踏み込みますね。「言ってよ!」って。言うまで逃がさないです(笑い)。

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AERA dot.編集部
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