数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。今回は12月5日発売の子育て情報誌「AERA with Kids 2022 冬号」とコラボした特別版、「ママのお悩み相談室」を完全版でお届け! 「順番を待てない」という子どもに悩むママに、小島さんは「お母さんも根気よくチャレンジして」と励まします。
【写真】芸人になったばかりの小島よしおさん* * *
【よしおの答え】
僕も小学生のころ、並んだり待ったりするのがすごく嫌でした。とくに親の買い物でデパートに行くときは、退屈でしたね。家でゲームをするときも、兄がやっているゲームをやりたくて仕方なくて……「ちゃんと順番を守りなさい!」と母親にいつも叱られていました。
そんな僕もいまはアトラクションや混んでいるご飯屋さんにも並べるようになりました。「大人になったから」というのももちろんあると思いますが、並んだあとにしかない楽しみにも気づけるようになったからだと思います。
「並ぶ」「待つ」にもさまざまなシチュエーションがあると思うのですが、お子さんはどんなことが苦手なのでしょうか。どんなシチュエーションにしろ、「並ぶ」「待つ」ことは大人になってからも続くことなので、克服できるといいですね。
■待ち時間を楽しくするには?
たとえば、予防接種や病院での待ち時間など、必ず全員が待たなくてはいけない場面ではどうでしょうか。お母さんが一緒にいられるときは、待っている間にできることに一緒にトライしてみるのがおすすめです。簡単なものだと、しりとりやクイズ。レストランなどでは、「次に出てくるのは女の人かな、男の人かな」というゲームをするのも楽しそうです。
最初のうちは、待った分だけポイントがたまる「ポイント制」なんかもおすすめです。僕は小学生のころテレビを見る時間が決められていたのですが、見ない分は翌日に持ち越せる制度でした。すると、時間をためるほうが楽しくなってしまい、全然テレビを見ないようになったのです。ポイントがある程度たまったら「YouTubeを見ていい時間が10分増える」など、ルールも相談して決めるといいでしょう。
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